教養

親バカ・溺愛の罠。○○させることが、生きる力を育む唯一の方法

親バカとはよく言ったもので、他の子どももかわいいけど、やっぱり「わが子が一番!」

これが親という生き物のホンネだと思います。

ただ、程度が行き過ぎて「溺愛」になると、事故が起こります。

そのメカニズムと、子どもの生きる力を育むための唯一の方法をお伝えします。

わが子が一番!でも…溺愛がもたらす結末

公園に遊びにいったり、友だちと遊ばせたり、他の子をみると比較したくなるのが人の常。

「うちの子はもう3歳になるのに、他の子と比べて身長が低い。。。」

「他の子はもう歩けているのに、うちの子はまだハイハイしかできない、、、大丈夫かな。。。」

「他の子は好き嫌いなく食べるみたいなのに、野菜をぜんぜん食べてくれない、、、どうして。。。」

親であれば(お母さんに多いと思いますが)、誰しも、こんな感情にかられたことがあると思います。

とくに1人目の子育てのときは、目の前に起こることすべてが新しいことばかりなので、とにかく不安におそわれたり、どうしていいかわからなかったりするものです。

自分のなかに判断軸がないので、わが子が順調に成長しているかがわからない。

だから、他人の子と比べてしまう。

そんなこんなで、子育てをしていると、とにかくいろんな感情(とくに不安)におそわれるものですが、いつ何時も根底にあるのは、

わが子が一番!

これに尽きると思います。

この気持ち、感覚は、学習塾で仕事をしていたときにも保護者の皆さんにお話はしていましたが、僕も親になって初めて、ようやく実感がわいたことだったりします。

そう、わが子が一番なんですよね。

この状態を親バカというのであれば、全然ふつうのことなので、親バカっぷりをガンガン発揮してもらっていいと思います。

子どもも、

「あぁ、自分は愛されているんだなぁ」

という安心感のもとで育っていくことができます。

一方で、親がわが子を溺愛しているとなると、事情は変わります。

文字どおり、親が「愛に溺れた」状態。

具体的な例を挙げると、

・身支度から何から、全部やってあげちゃう
・あぁやったほうがいい、こうやったほうがいい、全部指示しちゃう
・あれはやっちゃダメ、これはやっちゃダメ、それもやっちゃダメ

これは、どういう状況になっているかというと、わが子を溺愛するがあまり、嫌な思いをさせまい、失敗させまいとするあまり、

わが子の人生に、親が介入しまくっている状態

です。

これをやっちゃうと、わが子の人生の主人公はわが子なのに、親がわが子の人生をコントロールしようとしちゃっているわけです。

そうすると、何が起こるか。

わが子は、自分の頭で考えることをやめるクセがつきます。

わが子は、何をしたらどうなる、という引き出しが極端に少なくなります。

結果、自立して生きていく力が育まれません。

そりゃ、わが子はかわいいですよ、最高です。

でも、その感情にまかせて、何でもやってあげたり、進むべき道を決めてしまうのって、本当にその子のためになるでしょうか。

自分の感情(こうしてあげた方がよい、という自分の満足)のためではないでしょうか。

毎日の育児・家事に追われて、それどころじゃないよ!って言葉も聞こえてきそうですが、それでも、子育てのゴールや目的と、自分がわが子に対してやっていることを、ときどき見つめ直す時間をとることをオススメします。

子育てのゴールは子どもを"自立"させること!3つの"自立"とは?子育てのゴールって考えたことがありますか?   以前に勤めていた「花まる学習会」では、"メシが食える大人に育てる"ことを謳っています...

生きる力を育む唯一の方法

生きる力って、何でしょう。

これは極端な例かもしれませんが、

何が起こっても、自分で自分の人生を切り拓ける力

です。

当然のことながら、人生は、何が起こるかわかりません。

〇〇が保障されているから安心!といっても、究極的な保障ってものはありません。

世の中の環境が変化するスピードも、ぐんぐん加速しています。

環境が変化したときに、思いもよらなかったことが起こったときに、その状況をどう切り抜けるか、頼りになるのは、自分だけです。

そうすると、自分のなかに十分な知識と経験がなかったら、その場に応じた適切な対応が取れないわけです。

知識 → 知っていること
経験 → やったことがあること

です。

ただ、この2つは、似ているようで、全く別モノです。

先ほどの僕の事例を挙げると、

「わが子が一番!」

という親の気持ちを言葉では学んでいながらも、わが子を持つまでは、本当の意味ではわかっていなかったんです。

だって、経験をしていなかったわけですから。

一人目を育てるときって、やったことないことだらけ、わからないことだらけ。

だから、育児本とか、育児サイトとかを見て、最初に知識を入れたりしますよね。

でも、実際にやってみると、失敗したりとか、やってみてわかることの方が多いのが現実。

だから、二人目が生まれたときは、全然へっちゃらなに感じるようになります。

そういう経験、自分もまさに今、していますよね。

百聞は一見に如かず。

100聞いたこと、100の知識は、たった1回の経験に勝てないわけです。

だから、生きる力を育むための唯一の方法というのは、

子どもに経験をさせること

これに尽きます。

とにかく、経験させる。

子どもの頃は、知識が全然ないから、何をどうしたらどうなるのか、わからないんです。

例えば、

・パックジュースを持つとき、力を入れるとこぼれてしまうことがわからない
・コップを傾けるとこぼれてしまうことがわからない
・粘土を小さくこねこねしたら、散らかって片付けが大変だとわからない
・グミを手でこねこねすると、手がベタベタになるとわからない

とにかく、わからないから、経験をさせることなんです。

親が後片付けが嫌だから、とか、そういった親のエゴで子どもの経験するチャンスを潰さない。

だって、経験しないとわからないわけですから。

親にとっても修行なんだと思います。

後片付けが面倒くさいとか、言うこと聞いてくれなくてイライラするとか、そういう感情はわき起こりますから。

自分の感情との戦い。

でも、感情って、整えればコントロールできますから。

子どもに経験をさせる、ということを大切に意識しましょう。

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まとめ

今回の記事では、「わが子が一番!」という親の気持ちと「溺愛」について、そして子どもの生きる力を育むためには「経験」をたくさん積ませることをお伝えしてきました。

どうしても、親がやってほしくないことはブレーキをかけてしまったりします。

でも、それはわが子にとって、いま必要な経験だったりする。

その経験をする機会は、そのときしかないかもしれない。

だから、日常の子育てでも、温かく見守る、何でもやらせてみる、経験をさせる、そういった視点を持つと、また子どもの自立に一歩近づくかなと思います。

☑ わが子が一番!
☑ 親バカOK!溺愛には要注意!
☑ 百聞は一見に如かず、とにかく経験をさせる。

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